アラフォーママの好きなものブログ

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読書:『パシュラル先生からの手紙』(著者/はらだたけひで)いつ読んでも心があたたかくなります。

 

私には、繰り返し読んでいる大好きな1冊の本があります。

 

それは、朝日新聞社から出ている『パシュラル先生からの手紙』(著者/はらだたけひで)。

 

この作品は、朝日新聞の日曜版で連載されていた作品が、1冊の絵本としてまとめられた物です。

 ふわふわな真っ白い髪と、もしゃもしゃおヒゲを生やしたわらいかわせみが頭にとまる程、とっても小さなパシュラル先生が、「こんな夢をみました」とあて名のない手紙を書いています。

 

書かれてある言葉は、嬉しいことや美しい物などとっても些細な出来事。

 

私は、その一言に添えられた優しい色合いのイラストにとても癒され心もあったかくなるので、何度も読み返してしまいます。

特に私が好きな場面は、【お気に入りの隠れ場所】で、パシュラル先生がタンスの引き出しから顔を出している子供のようなお茶目なシーンです。

 

夢の手紙とはいえ、子供の心を思い出して、つい微笑んでしまいます。他にも風邪をひいたダンゴムシを助けたり、パンとワインをリュックに詰めて白い雲と旅に出る等、実際にはありそうでなさそうなシーンがたくさん描かれています。

 

日常生活の中で、心がギスギスしてしまった時にこの本に目を通すと、この1冊を読み終わる頃には心も穏やかになり、笑顔になれるのです。

このような忘れていた笑顔や優しい気持ちを取り戻してくれるパシュラル先生のお話しなので、お気に入りの1冊です。

 

いつ読んでも心があたたかくなります。