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読書感想:星野富弘「かぎりなくやさしい花々」

 

星野富弘さんの「かぎりなくやさしい花々」という本が好きです。


体育の先生だった著者の半生について話している本。
当時、夏休みの読書感想文で読んだ何気ない作品が大人になっても心の中に残ってます。
 

なぜ、そこまで心に残ってるのかというのは、小学生なりに生きてきて、これといった挫折もなく、順風満帆でした。
ふとこの本を読んで、他者の人生に触れたことがとても刺激的で、友達でもない人の人生について、考えさせられました。
その衝撃は、計り知れませんでした。


体育の先生であり体育の授業中に負傷して、首から下が麻痺して動かなくなってしまい、挫折を味わい、生きてることへの希望を無くした時、私ならどうしたのだろうと考えさせられました。


その中で、星野さんのようにたくましく、強く一生懸命に生きる姿が目に焼き付いて離れません。
口にペンを加えて文字を書いてみようと星野さんに近づいてみたところ、これ程に大変なことなのだと唖然としました。

星野さんだから発せられる言葉や絵がとても温かく、心にしみて、いつまでも私の中に残ってる作品です。

 

かぎりなくやさしい花々