読書:『ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法』感想
私が今まで読んだ中で心に残った一冊、『ニューヨークの女性の「自分を信じて輝く」方法』というタイトルの本です。
まず、その本と出会ったきっかけですが、とても落ち込んでいる時でした。
子供を授かった為若くで結婚し、周りの人たちは自分の時間を存分に楽しみ遊んでいる姿を、SNS社会ではどうしても目に入ってしまい、毎日同じ繰り返しで自分の時間を持てず、経済的にも裕福ではないのでストレスが溜まり、
「一体私は何をしているのか」
「私って何なんだろう」
とぼんやりいたとき、ある本屋さんでこの本が目に入り、数ページめくって読んでみると、「これは読みたい!」と思い購入したことがきっかけでした。
この本で私が一番心に響いたサブタイトルは、「隣の芝生は見ない」というもの。
私は繰り返しの日々の中に「幸せ」というものを見い出せず、SNSで裕福な家庭を見るたび自分と比較し落ち込んでいました。
だけどこのサブタイトル中には、「よその家の物、他人の物はなんでもよくみえる。」だから隣の芝生の青さは見ないし、気にしない、関係ないということが書かれていました。
そのサブタイトルのすべての文を読むと「私は私なんだ。自分らしく生きていればそれが幸せなんだ。」ということと、自分はどれだけ幸せな境遇にいるんだということに気付かされました。
周りと比較し卑屈になり、幸せというものを見出せなかった私に、自分に自信を持って生きる方法を教えてくれたことが、私がこの本を好きな理由です。
当たり前のことを、当たり前にできる毎日に感謝したり、ということってなかなかできないもんですね。